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歩くスポーツ、 ノルディックウォーキング!

歩くスポーツ、 ノルディックウォーキング!

眞藤健一

ノルネスさせ歩  代表

「杖ついて歩くなんて、まだお若いのに~」

2006年、ノルディックウォーキング(以下「NW」)を見よう見まねで始めた頃の話。九州では、東京から3年遅れで流行り出すと言われるが、足掛け6年、ウォーキングや健康志向ブームも後押ししているのか「それって、NWと言って体にいいんですよね? テレビで見ましたよ!」と嬉しいお声を頂くようになった。インストラクター養成講座では、医療関係者や、健康運動士、アスリートなど、運動と健康を専門に取り組んでいる受講者が増加している。

「NWは2本のポールを持って歩くことでしょう!」(ストック、杖、棒、特に呼び名は気にしないが)。

そんな読者にちょっとだけ、NWについて紹介させていただこう。

発祥は、今から80年程前のフィンランド。クロスカントリ選手が夏場のトレーニングに板を外し、ポールだけで歩いたのがルーツのよう。その後、幾多の改良がなされ、スポーツとして確立したのが1997年。現在、世界40ケ国で一千万人、日本でも十万人以上が愛用していると言われる。

歩き方は、姿勢良く踵から着地してつま先で地面を蹴り上げる、通常のウォーキングと何ら変わらない。肩を起点とした自然な腕のスウィングが基本だ。また、全身の90%の筋群を動員するフィットネス運動なので、個人差はあるが、ヒップアップやハムストリングの強化はもとより、二の腕などの上半身の筋力アップには効果大。それに普通歩行よりエネルギー消費量が約20%上昇し、下り坂では膝への負担が最大25%軽減されるのが魅力である。でも最大の特徴は、年齢、性別、運動経験に関係なく、一人でも気軽に行えるスポーツであること。

では、どこを歩いたらいいのだろう? 私達は近郊の山道をはじめ、アーケードから路地裏に至るまで、ありとあらゆる佐世保の道路を満喫してきた。

新年の歩き初めは、一年間の健康と安全を祈願して初参り。展海峰までちょっと足を延ばすと、黄色の菜の花が満開。春といえば、うららかな陽気に誘われ、名切公園には何度も足を運ぶ。お目当ては陽光と桜の花見だ。四月に入ると、これを足掛かりに、市内を飛び出して花見で千鳥足に。

ところで、山祇町の登山口から烏帽子岳を経て、世知原町の国見岳山頂まで約20㎞の縦走路があることをご存じだろうか? その縦走路の通過点に当たる『えぼしスポーツの里』をスタート

して、『隠居岳ウォーカーズパーク』までの林道を往復するのだ。昨年は、5月に『東日本大震災応援チャリティーNW』として実施したが、木場展望所から見下ろす港町の全貌、四万本の山ツツジ鑑賞、併せて森林浴も楽しめる一押しのコースだ。

夏は涼を求めて、佐世保駅南口『ポートパーク』でナイトウォーキングをするもよし。秋は駆け足でやって来て、田園地帯では、あちこちで可愛らしい彼岸花が迎えてくれる。

そして、2010年11月に実施した『九十九島アセかきウォーキング』も、お勧めのコースだ。ただ、アップダウンが多く、初心者のリスク管理には十分注意する必要がある。

スタートは『西海パールシーリゾート』。ウッドデッキで『パールクィーン』を見送り、磯の香りを楽しみながら船越町

へ抜ける。海抜0mから『森きらら』までの急坂はNWの醍醐味だ。ポールを後方に押す力で、すいすい足が前に進んでいく。高台から九十九島を眺望しながらの復路は、今までの疲れが全部吹っ飛ぶほどの絶景! 芝生公園のゴールまで約2時間のロングコースだ。案外市民に知られていないポイントだろう。

「それそれ、出掛けるよ~」 シューズ、ボトル、ポール、準備よし。

さて、今日の「させ歩」はどこにしよう!