させぼの歩き方≪佐世保のトレッキング・カヤッキング・サイクリング情報サイト:させぼエコステイ≫
トレッキング
ウォーキング
カヤッキング
平戸往還
サイクリング

宇久島をぐるりサイクリング

宇久島をぐるりサイクリング


 
No.21

宇久島1周


取材日:2010.06.27〜2010.06.28

なんとも贅沢な驚きのサイクリングコース!!

自動車などの動力の存在を感じさせない離島ならではの「自転車フレンドリー」なカントリーロード。夏の始まりを感じさせる青々とした緑と一点の濁りもない青い海!周囲30キロという長さとほどよいアップダウンでフィットネス効果もバッチリ。島の人たちと過ごすひととき、宗派を越えた仏教信仰、島の恵みに溢れた食卓、ペダルを踏みしめる度にジンジン感じる自分の心と身体と自然が繋がっていること、とにかく全てが味わい深く、体中にエネルギーみなぎる、これぞもってこいの島旅!


潮風を切って走る。島の自然が光る。 

梅雨をおして、宇久島でサイクリングをすることになった。五島列島北端の宇久島も佐世保市だから、『させぼの歩き方』で一度歩いてみようと思っていたのだが、歩くには大き過ぎる。一番高い城ヶ岳でも259mしかないので、標高差が少なく景色がいいのはサイクリングに適しているのではと考えた。ロードバイクライフを楽しんでいる橋口久・ジル夫妻に相談すると、「いっしょに走りましょう!」ということになった。

朝10時35分、鯨瀬発のフェリー『なるしお』に乗る。穏やかな海を渡って午後1時に宇久平港に到着。その日は漁師町を歩いて宇久の歴史を学ぶ。昔、海産物の缶詰工場だった建物を改装した『浜方ふれあい館』で地元の人たちと交流。採れたてのウニと魚で海鮮バーベキューだ。

翌朝7時、平港をスタート。雨が降らないことを念じてペダルをこいだ。浜方の海岸を通り、墓地がある坂を登って丘を越えると、『スゲ浜海水浴場』が広がる。弓なりに砂を集めたスゲ浜は夏は海水浴客で賑う。

もう一つの浜、島の人が自慢する『大浜海水浴場』へとペダルをこぐ。突き出した岬に挟まれた自然の浜が美しい。緑の岬に自転車を停めると、風がやさしく頬をなでた。

道を戻って北上する。登り坂もあるけど下りは爽快そのもの。風を切って進んだ。一本道は『対馬瀬灯台』へと続く。草原の道を並んで走る。脇では牧歌的な風景のまま、黒い牛がのんびり草を食む。突端にある白い灯台は、まさに一幅の絵だ。

『三浦大ソテツ』を見て、幹線道路に戻った。それから火焚崎まで一気に走る。自然の地形をそのままに活かしたゴルフ場の『平原草原』が左手に広がり、向こうに海がある。火山地形の海岸は『船隠し』と呼ばれ、平家落人伝説が残されている。

軽快にぺダリングとばかりはいかない。下りあれば上りがあるのは道の常。やがて

神浦の漁港に着いた。宇久島にもう一つある古い漁港だ。それからまた汗を流し、

喘ぎながら坂を上って平港をめざした。

さまざまな風景を楽しんだ30キロ。島を左回りして、平港に戻ってきた。海と風に包まれ、爽快な汗を流した約3時間半の宇久島サイクリングだった。

 


write:有限会社ライフ企画社・小川照郷

佐世保から宇久島へは鯨瀬埠頭からフェリーと高速船が出ている。運賃や自転車の運搬など詳しくは九州商船(株)にお問い合わせを。(0956-22-6161)

距離 30km
所要時間 3.5時間(自転車)
標高差 0m
始点標高 1m

累積標高(+) 661m
累積標高(+) -648m

※GPSのデータをカシミール3Dにて編集しています。正確でない場合もありますのでご了承ください。

※今回、自転車は分解せずそのまま、持ち込んだ。輪行バッグで持ち込む場合は、サイズ規定があるので、九州商船(株)にお問い合わせを。(0956-22-6161)

※島にはレンタサイクルもあります。宇久町観光協会(0959-57-3935)



より大きな地図で コース21 宇久島をぐるりとサイクリング を表示

宇久町観光協会宇久島の情報は宇久町観光協会で。旅行者をいつも温かく迎えてくれる。

宇久町観光協会(0959-57-3935)
平港フェリーターミナル内

佐世保から宇久島へは鯨瀬埠頭からフェリーでと高速船が出ている。運賃や自転車の運搬など詳しくは九州商船(株) 0956-22-6161にお問い合わせを。

ヒヨヒヨ祭り

旧暦6月17日の夜に行われる約三百年の歴史を持つ竜神祭。神浦港の厳島神社で行われ、別名「ひよひよ祭り」と呼ばれる。

月が昇るのを見計らい、ご神灯で飾った漁船に子どもたちと神輿や笛太鼓を乗せて、「ヒヨーヒヨー」と連呼しながら港内をまわる奇祭。

漁民の大漁と安全を祈願する幻想的な夜祭りである。

詳しくは宇久町観光協会(0959・ 57・3935)にお問い合わせを。

鯨恵比寿(堀川恵比寿宮)

平港から漁師町堀川の路地を歩くと、石の祠にカラフルに色付けされた鯨に乗った恵比寿さんが祀られているのが目につく。 江戸時代、堀川には「鯨の山見」があったと言われ、当時の捕鯨漁の大漁と航海安全を願って、沖合にある古志岐島にお祀りする古志岐神社の向拝所として作られたものだ。 素朴な恵比寿さんに心がなごむ。

キーワード: